テレビ業界では、番組制作におけるAD(アシスタントディレクター)の呼称が廃止されます。
テレビ局によって呼び方が異なりますが、YD(ヤングディレクター)、LD(ラーニングディレクター)、ND(ネクストディレクター)、SD(サブ/サイドディレクター)などに変更する動きになっています。
その背景には、「AD」が番組制作を支える重要な役割である一方、長時間労働などのきつい仕事というイメージが浸透しており、それを払拭する意識改革の狙いから呼び方を変更することになりました。
◆名前だけでなく、働き方も変わってきているテレビ業界◆
数年前に比べ「働き方改革」によって、労務環境は改善されてきています。
OAが近づくにつれ、ロケや編集作業で仕事が立て込むこともいまだにありますが、
その分どこか落ち着いたタイミングで十分に休みを取ることが可能です。
「呼称の変更」は今までの働き方からあまりいいイメージを持たれていなかったADのイメージを向上させるための第一歩です。
今後の労務環境や待遇改善に繋がることが期待されます。