スタッフの“これから”に寄り添う、伴走者として

私の仕事は、新規配属先番組の獲得から番組側との関係構築、各番組に配属している社員(スタッフ)のマネジメントなどを担当する営業職です。
スタッフが今、どんなことに悩み、どんな未来を目指しているのか。その「今」と「これから」を一緒に考え、支えていくことを大切にしています。
ADとして現場に出ると、プレッシャーや孤独を感じることも少なくありません。だからこそ私は、「一人じゃない」と思える存在でいたい。日々のコミュニケーションを通じて、スタッフにとっての“味方”になれるよう心がけています。制作現場から「〇〇さん最近すごく頑張ってるね」と声が届いたり、スタッフから「楽しく働けています!」と報告を受けたりする瞬間が、この仕事をしていて一番嬉しい時間です。

制作経験者だからこそ伝えられること

私は元々テレビ番組の制作現場でADとして働いていました。『池の水全部抜く』では演者さんと魚を捕まえたり、台湾ロケに同行したりと、さまざまな経験をしてきました。現場のリアルを知っているからこそ、ドックスでの研修でも「実際に使える知識と感覚」を大切にしています。
研修ではマナーやコンプライアンス、メールの書き方といった基礎に加え、カメラ操作の実践や、映像づくりの楽しさ・難しさも伝えます。過去の経験がどんなものでも、まずはスタートダッシュを切れるようにサポートします。大切なのは「伝えて終わり」にしないこと。相手の理解度や個性に合わせて内容を調整し、定期的なフィードバックで現場で働く社員の成長を支えていきたいと思います。

 

 “テレビの楽しさ”を次の世代に伝えたい。信頼される存在に

私は高卒で社会人となり、明確な目標がないまま前職で働いていました。しかし20歳のとき、「もっと多くの人と関わりながら、ユニークで面白い仕事がしたい」と強く感じ、思い切ってテレビ業界に飛び込みました。最初は不安も多くありましたが、現場での経験を積む中で、自分自身が大きく成長できたと実感しています。
この業界には、さまざまな経歴や背景を持った人たちが集まっています。だからこそ、固定概念を持たずに人と接することを常に心がけています。

今後は、「困ったときに真っ先に思い出してもらえる存在」になることが目標です。名前を聞くだけで安心してもらえるような、信頼される人を目指しています。そして、私自身が感じた“テレビの現場ならではの楽しさ”を、これから現場に出る後輩たちにも伝えていくことが、自分の役割であり、使命だと考えています。